勝栗
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生身天満宮の勝栗(かちぐり)
自然豊かな境内には栗の木があり、小振りながら毎年栗の実が出来ます。これを湯がいて天日でカチカチになるまで干して、お守り「勝栗」が生まれます。 合格祈願を受けられた方や、合格お守り・勝守り・病気平癒お守りなどを受けられた方に差し上げています。
本来「勝栗(かちぐり)」とは「搗(かち)栗」とも書き、栗を殻付きのまま干して臼で搗ち、殻と渋皮を取り除いたもののことです。乾燥しているので保存性に優れ、栄養価も高いことから戦国時代には兵糧として重宝されていました。現在では「勝栗」を食べる機会はほとんどなくなり、栗そのものを「勝栗」として用いることが多くなりました。「勝つ」という名前から試験を始め、勝負・仕事・病気に勝つなど、立身出世や成功、病気回復を願う縁起物として用いられています。
生身天満宮境内産「勝栗」は、「合格梅」と並んで受験生の人気の高い授与品となっています。ご祭神菅原道真公の深いご神徳が詰まっていることと存じます。